初心者でも安心！猫カフェ・保護猫カフェでの楽しみ方と心得

かわいい猫たちとのふれあいが楽しめる猫カフェは、猫愛好家にとって夢のような場所です。
デート、お一人でのリラックスタイム、友達や家族との楽しいひとときなど、さまざまなシーンで楽しむことができます。
しかし、猫カフェを最大限に楽しむためには、いくつかの基本ルールと猫との上手な接し方を知っておくことが重要です。
今回は、特に猫カフェ初心者の方々に向けて、役立つ心得をご紹介します。

猫カフェで守ってほしいお約束

猫カフェでの楽しい時間を安心して過ごすために、いくつかの大切なルールがあります。
これらは、かわいい猫たちも、訪れるみなさんも幸せに過ごせるようにするためのものです。

大きな声を出さない

猫ちゃんたちは、にぎやかな場所や大きな音が苦手なんです。
大きな声を出すと、猫ちゃんがストレスを感じてしまったり、怖がってしまうこともあるんです。
だから、静かにしていただくと、猫ちゃんたちもリラックスして、みなさんとのんびりとした時間を過ごすことができるんです。

猫を無理やり抱っこしない

猫ちゃんは自分の好きなように行動するのが大好きです。
だから、無理に抱っこしようとすると、猫ちゃんもストレスを感じたり、怖がったりすることがあります。
抱っこしようとした時に、噛んだり引っかいたりする防衛反応を見せることもあります。
猫ちゃんによっては、どんなに頼んでも絶対に抱っこさせてくれない子もいるので、抱っこは猫ちゃんと仲良くなってからのお楽しみです。

猫を追いかけない

猫ちゃんを追いかけると、彼らは怖がったり、ストレスを感じたりすることがあります。
猫ちゃんにとって追いかけられることは、すごく不安や恐怖を感じる体験です。
だから、猫ちゃんが安心して過ごせるように、近くに寄ってきてくれない場合でも追いかけるのはやめましょう。

猫の寝ている邪魔をしない

猫ちゃんは一日の大部分を寝て過ごします。
睡眠は猫の健康と幸せにとってとても大切で、睡眠を邪魔するとストレスや健康問題を起こすことがあります。
お昼寝タイムに猫カフェを訪れたら、寝ている猫の姿を静かに観察したり、もし猫が望めば、ご自分の膝をお昼寝の場所として提供するのもいいでしょう。

素足・ストッキングの入店はしない

これは、パルボウイルスという強いウイルスから、猫ちゃんたちを守るためなんです。
店内に入る時には、手だけじゃなく足の裏もしっかり消毒すると、さらに安心です。
猫ちゃんを飼っている人は、お店を出る時にも手足を消毒することをおすすめします。

猫カフェで気をつけたい感染症には、主には３つのウイルス病があります。
「猫伝染性腸炎」は、パルボウイルスが原因で、白血球が激減する病気です。
「猫ウイルス性鼻気管炎」と「猫カリシウイルス感染症」は、いわゆる猫の風邪。
これらの病気は伝染力が強く、猫ちゃんにとっては命に関わることも。

「猫伝染性腸炎」は特に怖くて、症状が進むと脱水症状を起こし、最悪の場合は助からないことも。
このウイルス、実はすごく小さくて、気づかないうちに私たちの服や体について、猫カフェに持ち込まれることがあるんです。
だから、猫カフェではこのウイルスに特に気をつけています。

お店で販売している猫のおやつや人間用の飲食物以外の食べ物を持ち込まない、与えない

人間の食べ物や認証されていないおやつは、猫の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
猫の食物アレルギーや特定の食品に対する反応を事前に知るのは難しいです。
猫カフェでは、猫の健康を最優先に考え、店内で提供されている安全な食品のみを猫ちゃんに与えるようお願いしています。

写真撮影はフラッシュをつけない

フラッシュを使った写真撮影は、猫の目に強い刺激を与え、視力に悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、突然の強い光によって猫が驚き、ストレスを感じることもあります。
猫の快適さと健康を考慮して、フラッシュ撮影は控えましょう。

アロマオイルや香水はしない

猫はとても優れた嗅覚を持っているため、人間が使う香水やアロマオイルのような強い香りが猫にストレスを与えることがあります。
香りが強い化粧品や香水は猫の快適さに影響を及ぼす可能性があるので、使用は控えましょう。

猫カフェのはしごや外ねこを触ってからの来店はしない

他の猫カフェや外で触れ合った猫からの細菌やウイルスを持ち込むリスクがあります。
猫たちの健康を守るためにも、これらの場所からの直接の来店は避けて、適切な衛生対策を取ることが重要です。

猫に気に入られる触れ合い方

せっかく猫カフェに遊びに行くなら、ぜひ猫たちと仲良くなりたいですよね。
ここからは、猫ちゃんとより親密になるためのコツをお教えします。

猫とのあいさつ

猫ちゃんに触る時は、まずはあなたの手の匂いを嗅がせてあげましょう。
ただし、頭の上から手を出すと猫ちゃんが怖がるので、下からゆっくりと顔の前に手を出してください。
猫ちゃんが逃げてしまったら、少し距離を詰めるのが早すぎたということです。
猫ちゃんが近づいてきたら、そっと指先を鼻の前に差し出してみましょう。

猫の目をじっと見つめない

猫ちゃんの目をじっと見つめると、それは人間で言う「睨みつける」ことに相当します。
猫ちゃんがゆっくりと瞬きをしてくれたときはあなたに心を許してきたということです。

静かに接近する

猫は突然の動きや音に敏感です。静かにゆっくりと近づくことで、猫を驚かせずに安心させることができます。
近づくときは猫に威圧感や恐怖感を感じさせないよう、なるべく体勢を低くしながら猫に接しましょう。

おやつを上手に使う

猫用のおやつは、猫の信頼を得るのにとても効果的です。
ただし、おやつタイム中は、猫がおやつに集中しすぎたり、時にはおやつを手に入れるために少し狂暴になることもあります。これは猫の自然な反応なので、予め心構えをしておきましょう。
おやつを与える時は、落ち着いた方法で一匹ずつに注意を向けると良いでしょう。

好きな場所を撫でる・強制的に触らない

多くの猫は、あごの下、頭、耳の後ろなどを撫でられるのが好きです。
しかし、猫によっては触られるのを好まない場所もあるので、猫の反応をよく観察しましょう。
猫が触られることに不快感を示したら、すぐに手を引くことが大切です。
猫は自分の意志を尊重されることを好みます。

猫カフェでの楽しい時間のために

猫カフェでの体験は、猫ちゃんたちとの素敵な触れ合いで、思い出に残るものになります。
これらの小さなコツを覚えておくだけで、猫ちゃんとの触れ合いがずっと特別なものになるでしょう。
猫ちゃんたちとの心温まる時間を楽しんでくださいね！

群馬県高崎市にある「ととのう猫カフェバーニャ」は、木目調のサウナをイメージした温かみのある空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができる特別な猫カフェです。
ここでは、愛らしい看板猫たちと、新しい家族を待つ譲渡対象の「バーニャンズ」に出会うことができます。

猫たちが幸せな生活を送ることを第一に考え、「猫ファースト」の理念のもと運営されています。

残念ながら、野生の猫の平均寿命はわずか3年〜5年と言われており、多くの猫たちが厳しい環境で生活しています。
そんな猫たちに、新鮮な水と食事、ストレスの少ない生活を提供することで、人間との触れ合いに喜びを感じられる場を作り出しています。

また、保護猫の譲渡にも力を入れており、ペットショップではなく、保護猫を迎え入れることを推奨しています。
日本では年間約27000匹の猫が殺処分されており、その数を減らすためにも、保護猫の里親になることをご検討ください。
バーニャにいる猫たちは、愛情を持って育ててくれる里親様を待っています。

2024年より土日祝日に限り、小学生以上のお客様は入場可能となりました。

さらに、猫カフェバーニャでは、保護猫たちの未来を支えるための支援も募っています。
たとえば、1,500円の寄付で一匹の猫の約2週間分の食事が、10,000円で3匹の約1ヶ月分の食事とトイレ代が賄えます。
40,000円のご支援で、一匹の猫の初期医療費用に充てることができます。

この猫カフェで、猫と人間が共存する幸せな生活を体験し、保護猫たちの未来を一緒に支えませんか？
サポートや支援、来店ををお待ちしています！